中国の自転車シェアリングサービス(2・ofo使い方編)
その1 中国の自転車シェアリングサービス(1・全体像編) - パンダ日記
前回に引き続き自転車シェアのサービスのお話です。
具体的にどのようなサービスなのか、今回はofo(オッフォ)という黄色い自転車を例に使い方を見ていきましょう。
※ちなみにofoは自転車を横から見た時の形ににているからofo...なのかなあ
登録編
1. アプリをダウンロードする
2. 電話番号認証
SMSでの認証です。
3. デポジットを預ける
ofoの場合99元。Alipayとかで払います。(ちなみにmobikeというオレンジ色の自転車のサービスは200元)
4. 身分証明書とそれを持っている自分の写真を送る
これが結構抵抗ある人も多いと思われますが、中国人の場合中国政府に発行されている証明書を、外国人の場合パスポートの顔写真が載っているページを送ります。更にそのページを開いて手に持っている自分の写真を送ります。
要は自転車壊したとか何かトラブルがあったときのために身元の確認が必要なのだと思われます。
4. 承認が降りたら使用開始!
ofoの場合一瞬で承認が降ります。多分見てねーな。(mobikeの場合審査が厳密で時間がかかります)
簡単ですね!では使い方も見ていきましょう。
使い方編
1. 自転車を見つける
中国では歩道上の車道側が駐輪スペースになっている(法律的に認められている)ので、ofoの自転車を探します。
あった!
近くにない場合はofoのアプリ上で探すことができます。こんな感じ。
自転車にGPSが埋め込まれていて、自転車の位置が分かるようになっているのですね。ただし故障が報告されている自転車は表示されないようになっているようです。
2. QRコードをスキャンして鍵を解除する
それぞれの自転車にはQRコードが印刷されているので、ofoのアプリでスキャンします。数字を入力してもおk。
ちょっと待つとあら不思議。自動で鍵が解除されました。
サーバー側で認証が済むと、無線で自転車の鍵が解除されるようになっているようです。これで準備完了。
3. 乗る
乗ります。わーい。30分1元(16円ぐらい)です。
4. 鍵をかけて料金を払う
目的地に着いたら自転車の鍵をかけます。するとアプリ側で自動的に時間計測が終わるので、時間に基づいて料金を払います。(チャージ式。前もってチャージしておきます)
(左:2分半乗ったぜ!、右:一元払えやゴラ)
以上が大まかな流れです。他の会社のものでも基本的な流れは同じです。
次回はシェアリングサービスのメリット、デメリット、ここが凄いぜ!を語ろうと思います。
続く。